マクロ視点:世界の資金動向と金融市場
まず世界経済・金融市場の文脈から。
- 米国では長期金利動向に注目が集まっており、直近「10 年米国債利回り」や「2 年債利回り」の上げ下げが株式・債券・為替・金(ゴールド)・仮想通貨に対して影響を与えています。
- 今後「10 月消費者物価指数(CPI)」などの米インフレ指標や予算関連のイベントを控えており、金利敏感な局面が続くと見られています。
- 為替では「ドル/円」が約150円超の円安水準で推移しており、円安が続く場合には日本株にとって輸出企業側にはプラス、内需側・コスト高増となる企業にはマイナスの影響が想定されます。
- また、ヘッジファンドから見た資金フローとして、ロングオンリー(成長株重視)、クオンツ(定量モデル)ともに「金利低下+リスクオン」のシナリオでは株式ロング/債券買いが入るものの、「金利上昇+リスクオフ」では債券利回り優位・株売りの動きも想定されます。
以上を踏まて、明日は 金利の“利下げ期待/利上げ警戒”のどちらが強まるかが大きなキーになると考え、定量的には「10 年債利回りが0.1~0.2ポイント上昇 or 0.1~0.2ポイント低下」のいずれかで、日本の株式市場の変動率が±0.5~1.0%程度動く可能性があると想定します。
日本経済・市場視点
- 日本株市場では、輸出関連や円安メリット企業の業績期待が高く、円安の継続はプラス材料。ただし、円安が急進すると輸入コスト上昇・物価圧力増・日銀の金融政策への警戒感も台頭します。
- 現在、国内機関投資家・海外投資家ともに「日本株の流入余地」が話題となっており、海外マネーの“戻り入り”期待もあります。定量的には「海外現物買い300〜500億円/週」が一つの目安になり得ると機関筋では言われています。
- ただ、決算発表が一巡感を示しており、ニュース・マクロ材料頼みの展開となるため、材料出尽くし→レンジ相場になりやすいという短期リスクもあります。
- よって、明日の寄付きから大引けにかけては 日経平均株価(あるいは関連ETF)で▲0.5〜+1.0%のレンジ内変動を想定。ただし、金利サプライズや米国イベントの結果によっては+1.5%/▲1.5%近くもあり得ると見ています。
業界別動向
続いて、業界別に資金の流れを整理します。
- 金融(銀行・証券):金利上昇局面では貸出マージン改善期待、証券は運用益拡大期待でプラス。逆に金利低下・リスクオンの場合には運用利回り低下で需給に警戒。
- 輸出製造(自動車・電機):円安・海外需要回復なら恩恵大。為替が円安方向ならこのセクターを軸にロング戦略。
- 内需・消費・サービス:円安によるコスト転嫁・物価上昇で逆風。ここはヘッジファンドでは中立〜売りポジションもあり得る。
- テクノロジー/ハイテク(半導体・電子部品):世界景気鈍化や米中摩擦、金利上昇でリスク。クオンツ系は既に“割高”というモデル判断で一部シグナルが出ている可能性。
- 資源・エネルギー・素材:円安+世界インフレ期待なら物色対象。金融マネーのリスクヘッジ目的で流入あり。
明日は、金利・為替動向を受けて「金融・輸出製造が相対的優位、内需・ハイテクはリスク警戒」という流れを念頭に置いておきます。
個別株・銘柄分析視点
最後に、個別株の観点を踏まえて、どのような“目線”で市場を見ておくべきかをご案内します。
- まず、 ロングオンリー戦略:輸出・円安メリット銘柄(自動車、電機部品、素材)を「為替1円円安=利益増▲%」というモデル化で選別。たとえば円安1円進行で利益+2〜3%と仮定できる企業を優先。
- そして クオンツ戦略:ファクター重視(低PER、高ROE、キャッシュフロー増)+マクロ・金利敏感度を定量化。金利上昇局面ならROEが高く、財務体質良好な銘柄が浮上。
- 個別銘柄の無料初回分析を私のチームで対応可能ですので、例えば「輸出比率高・円安栄える企業」「財務健全でバリュエーション割安な銘柄」「金利上昇で恩恵を受ける金融株」などテーマ別に掘れます。
締めとして
このように、私(元 Morgan Stanley Securities 日本株トレーダー出身)およびバイサイド・セルサイド両面での経験を持つチームで、「機関投資家からの目線でどこに資金が流れるか」「ヘッジファンドがどんな戦略で動いているか」「世界経済→日本経済→業界→個別株というマクロの因果関係を意識しながら」情報整理をしています。
もちろんニュースだけを追うだけでは、機関投資家には勝てません。そこで、弊社では 初回の個別分析を無料で対応するとともに、今後は人脈を生かして 有名投資家とのタイアップ や 知り合いのIFAへの紹介 も予定しています。加えて、単に「お金を儲ける」だけではなく、「自分の一生の財産となる金融知識」を学びながら、金融機関で働いていたのと同じ目線で市場を見ていく力を養っていただけたら嬉しいです。大規模な ナイトクラブ形式/有名投資家を招いたイベント も企画中です。この情報を見逃さないために、ぜひ SNSでのフォローをお願いいたします。
皆さまと共に日本経済の成長に繋げていければ、私どもとしても大きな喜びです。
引き続き、市場動向・個別分析についてご一緒に深めて参りましょう。
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